ゴキブログ一覧
2011 .6.30
オオモリゴキブリ終齢
成長しても,幼虫の特徴にほとんど変化ない.
体長18mm内外,
多分終齢.
2011 .6.29
ホラアナゴキブリ飼育
シロワラジ排除後は順調のようだ.
容器サイズは小.
当分小で大丈夫でしょう.
本種のような小型種は,特に乾燥に弱いと思われるので注意しましょう.
マットは土をベースにその上にミズゴケ,ミズゴケ乾燥抑制に落ち葉を入れています.
水場は小型のプリンカップ水場.
マットに腐葉土などを混ぜない理由は,腐朽する物を大量に入れると,マット交換が頻繁になり,そのたびに微小なサイズの卵も一緒に処分してしまう危険があり,メンテが楽な土となる.
2011 .6.28
捕虫器
引っ越した距離は1kmにも満たないのだが,
新しい室内にケージを納め,整理をしているとゴキブリコバチがケージの蓋についているのを発見.
写真も撮り忘れるほどあわてて処理したが,好みの卵鞘臭でもあったのか,わずかな時間でよく侵入したものだ.
一応,全ケージにはノミバエも入れないようにと,防虫シートは入れているが,入ったら一大事.
そこで捕虫器.
この製品,誘虫ランプは6Wと小型だが,置き場を取らず結構捕まる.
価格も安い.
ただ,ゴキブリコバチが誘引されるかは,調べていない.
2週間でこんなに捕まっている.
ほとんどがノミバエ類.
幸いに寄生蜂は捕獲されていないようだが,こんなに室内にいたとは驚きである.
また,立ち上げまで時間がかかりそうである.
2011 .6.27
祝 自然遺産登録
青い海と作業服.
緑の自然
固有植物 タコノキPandanus boninensis.
オガサワラトカゲCryptoblepharus boutonii nigropunctatus.
アカガシラカラスバトColumba janthina nitens .
船より見る夕日.
25時間半の船旅も良い物です.
一度は訪れてみてください.
2011 .6.24
緊急事態
引越しの混乱と,小笠原業務5日間の不在が重なり,ゴキたちがますますすごい事になってしまった.
Deropeltis erythrocephala
ダニの仕業か?ただ単に死骸にダニが出たのか?
分からないがあまりこういった状況にはならない.
虫体に白く点状に見えるのがダニ.
今回は時間がなくダニの拡大はしていません.
再度,問題が発生したら,解明したいと思います.
脱皮直前の雌についている画.
多分ダメであろう.
セット後.
まだ生存は複数いるが,はたしてどうなるか?
一応.
孵化しそうな卵鞘を別枠でキープ.
しかし,いつもこんな無駄なかわいそうな事をしてしまう.
反省はしています.
2011 .6.23
小笠原 忘れ物
いつもお世話になっている父ペンのアイドル.
私のように,年1しか訪れない人間も暖かく迎えてくれる.
お別れに記念撮影.
行く度に遊んで帰ろうと思いつつ,いつも仕事に追われ遊べない,写真も忘れる.
今回はやっと一緒に写真が撮れました.
次回行くことがあれば少しお相手いただきたい.
2011 .6.22
小笠原から日常へ
本日,午後3時30分定刻に竹芝桟橋着岸.
今回の小笠原は,雨不足のため地表が乾燥して生物探しは困難な状況でした.
そんな中,同行したK田君がクリーンヒットを連発.
ブラーミニメクラヘビ.
乾燥した松材隙間に潜り込んでいた.
道端,枯れ木よりオガサワラチビクワガタ発見.
これもまた,乾燥した枯れ木に潜っていた.
巽道路終点でオガサワラノスリのニアミス.
宮の浜で見かけたカニ系エビ(K田談).
色違い.
平べったい体系で動きが早くなかなか写真撮れない.
もう一種小型の可愛いカニ.
フナムシ?
離島直後,見送りのレイから落ちたハイビスカス.
郷愁を誘いますね.
恒例の島のボートに見送られ,一路東京を目指すおがまる.
2011 .6.21
小笠原 6月21日
コペペ海岸につながる川も干上がっている.
いつもはこの時期,川幅1mほどあるが,今季は水溜りのみ.
水溜りにさまざまな生物が集合している.
エビ,大小さまざまな魚,オガサワラアメンボ,
オオヒキガエルオタマ.
その周りの砂浜には無数の巨大なオカヤドカリが走り回っている.
ヤドカリ好きにはたまらない場所かもしれません.
2011 .6.20
小笠原 父島 2011年6月20日
昨晩はシロアリの羽アリが少し飛来しました.
飛翔.
今日も快晴.
朝から気温は急上昇.
ウエザーステイションより西島を望む.
海の透明度がすばらしい.
恒例,グリーンアノールの交尾.
言っておきますが,本種は特定外来生物のため,移動,飼育は出来ません.
ブラックバスと同じです.
オガサワラオオコウモリが食べたバナナ.
小笠原10回目であるが,いまだにオガサワラオオコウモリを見たことがない.
夜は飲んでいるのでしょうがない.
扇浦からの夕日.
明日はいよいよ離島日.
天気はまだ良さそうである.
2011 .6.17
小笠原へ出発
10時に竹芝桟橋を出航,小笠原へ.
あいにく東京湾は雨.
一夜明けてすでに小笠原.
小笠原はすでに梅雨明けしており,良い天気.
良すぎて現在節水中.
つまり雨が降らない.
と言う訳で,生き物もあまり多くない.
で,アノールにかまれた!
2011 .6.16
移転ひと段落 その2
水容器のガーゼを食われ,ガーゼが水没したAeluropoda insignis.
水がなくなり,ミズゴケがカラカラに乾燥し,餌容器がひっくり返り,アオカビだらけだったモリチャバネゴキブリ.
しかも対馬産.
まだありそうである.
明日から約1週間父島に行きます.
放置に弱い種は眼を通さないといけないと思いつつ,渡島準備も出来ない状態.
ぼやいてもしようがないので,取り掛かります.
明日は更新できません.
まとめて明後日行なう予定です.
父島まで25時間30分.
普段出来ない仕事が出来ます.
2011 .6.15
移転ひと段落 その1
事務所移転が95%終わり,恐る恐るゴキブリ達を見るとすごい事になっていました.
Archiblatta hoevenii.
餌がなくなり,2雌が死亡.
卵は孵化していない.
Lucihormetica verrucosa.
餌水がなくなり,皆さまよっている.
日常を取り戻すのは何時になるやら.
2011 .6.14
ヒメクロバエ
O木所長より.
クロバエとついているが,イエバエ科のハエ.
6/13に茨城で撮影.
本日,薬局で炭カル注文受け付けてくれるお店を見つけました.
購入し,使えるようでしたらお知らせします.
2011 .6.13
アルビノ
ピンク2匹がアルビノ.
生後約7日.
このぐらいでも体毛の色違いがわかる.
2011 .6.10
クロワモン産卵
見れば見るほど馴染めない.
もう少し飼育期間が長くなれば,また,この形態が増えてくれば違ってくるのだと思うが.
とりあえず,目に付いた3匹の雌を隔離して飼育を始めたが,あっさり卵鞘を産んだ.
正常な卵鞘に見える.
孵化まで約40日.
7/20頃であろうか.
はたして1齢幼虫から変化が見られるか?
楽しみである.
2011 .6.9
クロゴキブリ採集
クロゴキブリはどの様な場所を探すと見つかるか?
事務所移転にともない,掃除のついでに何箇所か探してみた.
屋上階段資材置き場(屋内).
成虫の翅のみ発見.
ダンボール放置残骸(屋外).
発見できず.
観葉植物鉢下(屋外).
発見できず.
この下はいると思ったが残念.
放置木材下.
幼虫複数発見.
湿った場所で,木質の腐食した下面を好むようだ.
多分こんな場所にトラップを設置すれば一晩で数匹捕獲できるだろう.
2011 .6.8
肩乗りクマネズミ
最近コンスタントに生まれ始めたアルビノクマネズミ.
クマネズミの性格も千差万別.
この仔の様に,人を恐れない性格もあり,野外では即粘着シートの餌食になってしまい,この性格は受け継がれないであろう.
可愛いですね.
当然イエダニも根絶してあるので,糞尿の汚さはあるかも知れませんが,綺麗です.
(私の汚い皮膚はこの際勘弁してください).
2011 .6.7
ホラアナゴキブリ同居者選定
小型の屋外種飼育は,飼育環境に左右されやすいと考えられる.
以前は,不用物処理にシロワラジを同居させていたが,卵喰いの影響を助言され,シロワラジを排除し約半年.
確かに,個体数が安定して増えてきた気がする.
シロワラジ同居時は,シロワラジ増加にともない,ホラアナ幼体数が頭打ちになっていた気がする.
小型種は同居種も検討が重要のようだ.
2011 .6.6
クロワモンゴキブリ
ワモンゴキブリ飼育ケース.
クロゴキがいる.
コンタミが発生した!!
と思いよく見ると何かおかしい.
冷蔵して肛上板を見ると,ワモンのそれである.
も少しよく見ると,前胸背板がクロゴキのようにフラットではない.
と言う訳で,ワモンの黒化タイプと思われる.
前胸背板以外はワモンのように茶褐色をしている.
どうもこの手の変種にめぐり合う事が多い.
これはこれで固定し,クロワモンゴキブリなんてのも面白いと思う.
2011 .6.3
カシノシマメイガ
飼育室は外から他の昆虫類が入らないように,また,中から出ないように,扉の開放管理をしていたのだが,引越しにともない,開放時間が明らかに長くなっていた.
と,中型の蛾が1匹飛んでいる事に気がついた.
止まった個体を観察すると,本種であった.
どうも.ゴキブリの飼育環境を好むようで,引越し開始するまでは室内での目撃は全く無かった.
外から誘引されたと考えるしかない.
意外と屋外には普通に生息しているのかも.
2011 .6.2
ワモンゴキブリ異常産卵
未受精で飼育すると,卵鞘は産まず,卵のみ産む事がたまに見られる.
卵の数は数えた事は無いが,10個程度は産んでいると思われる.
翌朝は,殆んど残っていない為,食べているのだと思う.
2011 .6.1
ローチトラップ捕獲種
引越しは当分続きそうです.
荷物や,棚などを移動させると,昨年設置したトラップが沢山出てきた.
事務所内.
クロゴキとコオロギ.
テラス.
こちらの方が,幼虫ばかりであるが捕獲数は断然多い.
ただし,種数はクロゴキのみ.
飼育室トラップ.
モリチャバネが捕獲されている.
クロゴキの捕獲は無い.
管理上逃げる理由として,野外種の飛び上がる能力を持った種が突然舞い上がり,隙間に消えると捕捉するのは困難となる.
.
特に雄は見事にやられる.
しかし,雌が飛ぶ事は無く,雄のみなので繁殖する心配は無い.が,こんな管理ではプロ失格であろう.
次場所では,さらなる逃亡対策を実施する予定.
しかし,トラップを確認する限り,飼育室からの脱走は無く,また,飼育室外からの侵入も阻止できていたようだ.
引越しに当たっては,室内全域ゴキブリ駆除を実施後出る予定いる.